事例紹介
THECOO株式会社のFanicon事業部にて、アーティストやクリエイターなど著名人への企画提案を行っている佐藤陽介さん。今回、よきとものサービスを通して見つけた自分の中にある答えと、個人としての変化についてお伺いしました。
佐藤さん:正直、表面的なことしか言わないだろうなぁと思っていました。コーチングっていう存在は知っていたんですけど。 僕の生い立ちやコンプレックスを知らない中で、より良いリーダーになりたい、より良い人間になりたいという相談をする。で、自己啓発本にあるようなありきたりな正論が返ってくる。って思っていましたね。無理でしょ、みたいな感じでした(笑)
江尻: できるのこれ?って思っていたわけね(笑)
佐藤さん: そうですね。直属の上司でもなく、仕事面で僕のことを見ているわけでもないのに、初対面でできるの?って。でも同時にワクワクもしていて、楽しみにしていました。
佐藤さん: もうこれ、サクラみたいになっちゃうんですけど(笑)本当にびっくりしたし、すごくよかった。 大げさではなく、僕の人生でやってよかったことベスト5に入る体験で。死ぬ時に思い出すことの一つだろうなと思うくらい、自分の中でインパクトがありましたね!
喉の中にロープを放り込まれて、自分でも気付いていなかった本音がズルズルと引き出されてくる感じ。 コーチングの研修を受けた後に過去に見た映画を見返すと、感じ方も変わってたりしたこともあって面白かったんですよ。
江尻: それは面白い!佐藤さんの中で、特に印象に残ってるエピソードはありましたか?
佐藤さん: 最初、ファーストコンタクトをとったときにコーチが全然喋らなくて。 自分しかしゃべってないけど大丈夫?って心の中で焦っていました。コーチング=教えてもらうって思っていたので、こんなので僕変わることできるの!?って気持ちで。
結果、実施期間の3カ月で6回のコーチングを受けて分かったことは、自分の深いところにあるものに自分自身で気づくための補助をしてくれていたんだなということ。
本や映画って、その作品を観て、学んだ!とか、感動した!って思っても、それって結局、外から感じたものじゃないですか。だから何日かしたらその気持ちや話を忘れてることが多い。
でもコーチングは、コーチに(外から)教えてもらうのではなく、自分の中にあるものをどうやったら引き出せるか、(内から)気付くことができるよう補助してもらってたんですよね。
自分の中から引き出して気付く。だからずっと忘れないんですよ!それが衝撃的でしたね。
僕、めちゃくちゃ好きな漫画があってですね。
“アオアシ”っていうんですけど、これビジネスマンが読むべきサッカー漫画と言われていて。
その漫画のとあるシーンで、監督が主人公に、今日の試合のプレーのどこがダメだったか教えずに、ひたすら考えさせるんです。何日も。主人公はずっと分からなくてモヤモヤする日々が続くんですが、ある日、そういうことか!って気付いて、次の試合でプレーが変わるんです。
その試合の後、監督がドヤ顔で、「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」っていうシーンがあるんです。その体験がコーチングを通してできて、おぉ!これアオアシのやつじゃん!!!って一人で笑ってドヤ顔してました。
江尻: 佐藤さんは本当に素直でまっすぐですよね。自分で気付いたら、さらに深く考えて実践していくタイプ。 コーチング中に気付いたことは、今も残っていますか?
佐藤さん: 残っていますね。自分のここ(心)にずっしりあります。コーチングを受けて、自分の人格の土台は変わったというんですかね。でも、めちゃくちゃ難しいです。
土台が変わったとはいえ、周りから陽介さん変わったねと言われるかと聞かれたら、そうではない。 普段の生活や働く中で、「あ、やっちゃった」って思うことは多々あります(笑)でも、それに気付くことができるようになったことが、研修を受ける前との大きな違いです。
一回受けたからといってすぐに変化がでるものではないけど、1年後とか2年後の自分にじわじわ効いてくるのかなと思っていますね。
江尻: そうやって気付けていることは第一歩だし、僕も嬉しいですね。
佐藤さん: 僕のテーマが、“多様性を認めることができる器の大きいリーダー、人間になりたい” だったんです。 でも、実際は、仕事で周りがやってることを、いいんじゃない?って言いつつ、心の中で自分の意見が正しいって思っていて、つい口出ししたり、ジャッジ(批評/批判)してしまっているケースが多かった。
研修前の僕は、自分の仕事のアウトプットに自信があったから人にも同じようにやることを推奨していたんです。でも、これは違うなと。一歩引いて、やり方や考え方まで人に押し付けるのは止めよう、あと、ジャッジするのやめよう。と思えました。
江尻: やり方が違うなって思ったんですね。
佐藤さん: そうですね、僕自身が人生で仕事に重きを置いているからこそ、人にも言いたくなるんですよね。でもそれって、自分のなりたい姿と正反対のことをやっていると気付いて。 とは言いつつ、まだやっちゃいます。
研修を受けていたときのノートを一週間に一回くらい見返しては、あ〜これやっちゃったなぁ。メモで書いてんじゃん!ってなることはよくあります。
江尻: いきなり変わるわけはないし、3ヶ月で人生が大きく変わるのは難しいけど、戻れる場所ができたって感じなのかな。あーこれやったじゃん!って気付けているのは素晴らしいよね。
佐藤さん: この会社に入って良かったことは、尊敬できる代表や先輩、同僚と働いていることはもちろんですけど、この研修を受けさせていただいたことも同じくらいそう思えることで。すごくラッキーだったなと!
江尻: 盛ってない?(笑)そんな風に言ってもらえて本当にありがたいです。
佐藤さん: 盛ってないです(笑)僕、仕事でもプライベートでもそうなんですけど、自分がした体験で本当に良いと思うことは人に勧めたい。 でも難しくて、僕変わることができた!と言えないことが申し訳ないとまではいかないけど、そんな気持ちです(笑)
極論、転職とかしたら楽なんだろうなと思いますね。同じ環境で新しい自分を出していくのが難しいし、しんどい。新しい環境で新しい自分でデビューする方が僕にとっては簡単だと思います。
江尻: それは本当にリアルな感想ですよね。佐藤さんは本当によく内省しているし、自分を客観視している。自分の価値観がはっきりしている印象です。
佐藤さん: これは、自覚していたんですけど、以前は地頭主義でそこで人を判断していて。
今回の研修では“ジャッジしない、多様性を受け入れる”をテーマにしていたので、地頭主義が本当にダサい。っていうことを、「上司からのフィードバック」とか「自己啓発本」とか「映画のシーン」からぼんやり気付いたとか思ったとかではなく、自分自身の心の奥底から湧き出る感情で、これはマジでダサいぞ俺!!!ってちゃんと自覚できたことは大きいですね。自分がダサいことに自分自身、赤面するくらい、ちゃんと気付いてしまったみたいな(笑)
視点を変えてみると、関わる方たちの良いところがいくつも見えました。それは研修を受けて、俯瞰して見ることができるようになったからこその変化かな。
あと、自分がこういう仕事に心踊るんだなとより理解が深まりましたね!深い位置で確信を持てた感じ。 今日のインタビューも、コーチングの魅力や僕の体験談をお伝えできすることができて、本当に楽しいんですよ(笑)
江尻: それはありがたい。心から自分が良い!と思ったものを勧めることが好きなんだね。すごくそのエネルギーが伝わってきます。
佐藤さん: これは実際に自分の周りの人にもおすすめしているんですけど、25~45歳くらいの人に受けてほしいかな。ある程度、自分自身で学んだ自負があって、でも変わりたいと思える余白がある人なら別に年齢は関係ないですけど。かるはずもない。
僕の主観で言えば、20代半ばくらいで思ったような結果が出ない、最近なんかうまくいかないな……と思う人とか。独立や転職、結婚といった転機のタイミングでコーチングを受けるのが特におすすめですね。
僕はすごく良いタイミングで受けることができたなと思います!
江尻: その人に必要なタイミングでサポートができることは、僕たちもやりがいを感じます。
佐藤さん: コーチング受けているときは楽しいんですけど、終わってから「やっちゃった」と思う度に、難しさやしんどさを感じるわけで。 でも数年後の自分に効いてくると信じて、僕は自分と向き合っていくつもりです。引き続き、成長を見守ってもらえると嬉しいです。
江尻: これまでのお話が、理屈じゃなくて心に落ちているのが伝わってくるから嬉しいなぁ。佐藤さんのこれからの変化を楽しみにしています。どうもありがとうございました!
愛知県出身。中央大学法学部法律学科卒業。株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメントでのアーティストの CD販売促進に従事したのち、2018年12月にTHECOO株式会社に入社。Fanicon事業部にて アーティストやクリエイターなど著名人への企画提案を行う。
プロジェクト概要
代表対談:平良 真人さん
インタビュー:杉山 由莉さん
インタビュー:佐藤 陽介さん
「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」
コーチングを通して変わったこと
THECOO株式会社のFanicon事業部にて、アーティストやクリエイターなど著名人への企画提案を行っている佐藤陽介さん。今回、よきとものサービスを通して見つけた自分の中にある答えと、個人としての変化についてお伺いしました。
参加する前、コーチングの印象はどんなものでしたか?
佐藤さん:正直、表面的なことしか言わないだろうなぁと思っていました。コーチングっていう存在は知っていたんですけど。
僕の生い立ちやコンプレックスを知らない中で、より良いリーダーになりたい、より良い人間になりたいという相談をする。で、自己啓発本にあるようなありきたりな正論が返ってくる。って思っていましたね。無理でしょ、みたいな感じでした(笑)
江尻: できるのこれ?って思っていたわけね(笑)
佐藤さん: そうですね。直属の上司でもなく、仕事面で僕のことを見ているわけでもないのに、初対面でできるの?って。でも同時にワクワクもしていて、楽しみにしていました。
実際にコーチングを受けてみて どうでしたか?
佐藤さん: もうこれ、サクラみたいになっちゃうんですけど(笑)本当にびっくりしたし、すごくよかった。
大げさではなく、僕の人生でやってよかったことベスト5に入る体験で。死ぬ時に思い出すことの一つだろうなと思うくらい、自分の中でインパクトがありましたね!
喉の中にロープを放り込まれて、自分でも気付いていなかった本音がズルズルと引き出されてくる感じ。
コーチングの研修を受けた後に過去に見た映画を見返すと、感じ方も変わってたりしたこともあって面白かったんですよ。
喉の中にロープを放り込まれて、自分でも気付いていなかった本音がズルズルと引き出されてくる感じ。
コーチングの研修を受けた後に過去に見た映画を見返すと、感じ方も変わってたりしたこともあって面白かったんですよ。
江尻: それは面白い!佐藤さんの中で、特に印象に残ってるエピソードはありましたか?
佐藤さん: 最初、ファーストコンタクトをとったときにコーチが全然喋らなくて。
自分しかしゃべってないけど大丈夫?って心の中で焦っていました。コーチング=教えてもらうって思っていたので、こんなので僕変わることできるの!?って気持ちで。
結果、実施期間の3カ月で6回のコーチングを受けて分かったことは、自分の深いところにあるものに自分自身で気づくための補助をしてくれていたんだなということ。
本や映画って、その作品を観て、学んだ!とか、感動した!って思っても、それって結局、外から感じたものじゃないですか。だから何日かしたらその気持ちや話を忘れてることが多い。
でもコーチングは、コーチに(外から)教えてもらうのではなく、自分の中にあるものをどうやったら引き出せるか、(内から)気付くことができるよう補助してもらってたんですよね。
自分の中から引き出して気付く。だからずっと忘れないんですよ!それが衝撃的でしたね。
僕、めちゃくちゃ好きな漫画があってですね。
“アオアシ”っていうんですけど、これビジネスマンが読むべきサッカー漫画と言われていて。
その漫画のとあるシーンで、監督が主人公に、今日の試合のプレーのどこがダメだったか教えずに、ひたすら考えさせるんです。何日も。主人公はずっと分からなくてモヤモヤする日々が続くんですが、ある日、そういうことか!って気付いて、次の試合でプレーが変わるんです。
その試合の後、監督がドヤ顔で、「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」っていうシーンがあるんです。その体験がコーチングを通してできて、おぉ!これアオアシのやつじゃん!!!って一人で笑ってドヤ顔してました。
江尻: 佐藤さんは本当に素直でまっすぐですよね。自分で気付いたら、さらに深く考えて実践していくタイプ。
コーチング中に気付いたことは、今も残っていますか?
佐藤さん: 残っていますね。自分のここ(心)にずっしりあります。コーチングを受けて、自分の人格の土台は変わったというんですかね。でも、めちゃくちゃ難しいです。
土台が変わったとはいえ、周りから陽介さん変わったねと言われるかと聞かれたら、そうではない。
普段の生活や働く中で、「あ、やっちゃった」って思うことは多々あります(笑)でも、それに気付くことができるようになったことが、研修を受ける前との大きな違いです。
一回受けたからといってすぐに変化がでるものではないけど、1年後とか2年後の自分にじわじわ効いてくるのかなと思っていますね。
江尻: そうやって気付けていることは第一歩だし、僕も嬉しいですね。
コーチングを受けた後の自分に変化はありましたか?
佐藤さん: 僕のテーマが、“多様性を認めることができる器の大きいリーダー、人間になりたい” だったんです。
でも、実際は、仕事で周りがやってることを、いいんじゃない?って言いつつ、心の中で自分の意見が正しいって思っていて、つい口出ししたり、ジャッジ(批評/批判)してしまっているケースが多かった。
研修前の僕は、自分の仕事のアウトプットに自信があったから人にも同じようにやることを推奨していたんです。でも、これは違うなと。一歩引いて、やり方や考え方まで人に押し付けるのは止めよう、あと、ジャッジするのやめよう。と思えました。
江尻: やり方が違うなって思ったんですね。
佐藤さん: そうですね、僕自身が人生で仕事に重きを置いているからこそ、人にも言いたくなるんですよね。でもそれって、自分のなりたい姿と正反対のことをやっていると気付いて。
とは言いつつ、まだやっちゃいます。
研修を受けていたときのノートを一週間に一回くらい見返しては、あ〜これやっちゃったなぁ。メモで書いてんじゃん!ってなることはよくあります。
江尻: いきなり変わるわけはないし、3ヶ月で人生が大きく変わるのは難しいけど、戻れる場所ができたって感じなのかな。あーこれやったじゃん!って気付けているのは素晴らしいよね。
佐藤さん: この会社に入って良かったことは、尊敬できる代表や先輩、同僚と働いていることはもちろんですけど、この研修を受けさせていただいたことも同じくらいそう思えることで。すごくラッキーだったなと!
江尻: 盛ってない?(笑)そんな風に言ってもらえて本当にありがたいです。
佐藤さん: 盛ってないです(笑)僕、仕事でもプライベートでもそうなんですけど、自分がした体験で本当に良いと思うことは人に勧めたい。
でも難しくて、僕変わることができた!と言えないことが申し訳ないとまではいかないけど、そんな気持ちです(笑)
極論、転職とかしたら楽なんだろうなと思いますね。同じ環境で新しい自分を出していくのが難しいし、しんどい。新しい環境で新しい自分でデビューする方が僕にとっては簡単だと思います。
江尻: それは本当にリアルな感想ですよね。佐藤さんは本当によく内省しているし、自分を客観視している。自分の価値観がはっきりしている印象です。
組織の中での自分には、
なにか変化がありましたか?
佐藤さん: これは、自覚していたんですけど、以前は地頭主義でそこで人を判断していて。
今回の研修では“ジャッジしない、多様性を受け入れる”をテーマにしていたので、地頭主義が本当にダサい。っていうことを、「上司からのフィードバック」とか「自己啓発本」とか「映画のシーン」からぼんやり気付いたとか思ったとかではなく、自分自身の心の奥底から湧き出る感情で、これはマジでダサいぞ俺!!!ってちゃんと自覚できたことは大きいですね。自分がダサいことに自分自身、赤面するくらい、ちゃんと気付いてしまったみたいな(笑)
視点を変えてみると、関わる方たちの良いところがいくつも見えました。それは研修を受けて、俯瞰して見ることができるようになったからこその変化かな。
あと、自分がこういう仕事に心踊るんだなとより理解が深まりましたね!深い位置で確信を持てた感じ。
今日のインタビューも、コーチングの魅力や僕の体験談をお伝えできすることができて、本当に楽しいんですよ(笑)
江尻: それはありがたい。心から自分が良い!と思ったものを勧めることが好きなんだね。すごくそのエネルギーが伝わってきます。
コーチングをどんな人に勧めたいと思いますか?
佐藤さん: これは実際に自分の周りの人にもおすすめしているんですけど、25~45歳くらいの人に受けてほしいかな。ある程度、自分自身で学んだ自負があって、でも変わりたいと思える余白がある人なら別に年齢は関係ないですけど。かるはずもない。
僕の主観で言えば、20代半ばくらいで思ったような結果が出ない、最近なんかうまくいかないな……と思う人とか。独立や転職、結婚といった転機のタイミングでコーチングを受けるのが特におすすめですね。
僕はすごく良いタイミングで受けることができたなと思います!
江尻: その人に必要なタイミングでサポートができることは、僕たちもやりがいを感じます。
佐藤さん: コーチング受けているときは楽しいんですけど、終わってから「やっちゃった」と思う度に、難しさやしんどさを感じるわけで。
でも数年後の自分に効いてくると信じて、僕は自分と向き合っていくつもりです。引き続き、成長を見守ってもらえると嬉しいです。
江尻: これまでのお話が、理屈じゃなくて心に落ちているのが伝わってくるから嬉しいなぁ。佐藤さんのこれからの変化を楽しみにしています。どうもありがとうございました!
Profile
愛知県出身。中央大学法学部法律学科卒業。株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメントでのアーティストの CD販売促進に従事したのち、2018年12月にTHECOO株式会社に入社。Fanicon事業部にて アーティストやクリエイターなど著名人への企画提案を行う。