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Study

事例紹介

THECOO株式会社

Case Study. 01

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インタビュー:杉山 由莉さん

今、瞬間を自分らしく生きる。
「ありのままでいい」と言ってくれたコーチとの出会い

THECOO株式会社インフルエンサー事業部にて、広告施策の企画立案、ディレクション、グループマネジメントを行っている杉山 由莉さん。 よきとものサービス、コーチングを終えた今、思うこととは。自分に起きた変化や、今後どうありたいかについてお話いただきました。

参加する前、コーチングの印象はどんなものでしたか?

杉山さん: そもそも、私がイメージしていたコーチングと違っていて(笑)
私自身がチームメンバーに対して、どう関わっていくか、などをアドバイスしてもらうような研修だと思っていたんですよね。その精神論とか教え方を学ぶんだろうなと。
研修が始まってみると、自分自身と向き合うということだったので全く違いました!

江尻: そうか。イメージと全く違ったんですね。

実際にコーチングを受けてみて どうでしたか?

杉山さん: 正直、最初は掴めなくて、なにやってるんだろうこれって感じでしたね(笑)今の気分は?と聞かれるけど、なんでそんなこと聞くの?という気持ちで。

どんな意図でやってるのか分からなくて、ちょうど代表(THECOO株式会社代表 平良真人氏)と話す機会があったので、なんとなく相談してみたんです。 代表自身も以前コーチングを受けてとっても為になった、と聞いていたので。

そうしたら、分からないことはコーチに聞いてみたらいいじゃん!とアドバイスをもらいました。

早速コーチに聞いたら、ひとつひとつのアクションについて意図を説明してくれるようになりました。そこから少しずつ腑に落ちたような、分かったような感覚でしたね。

江尻: それがセッションを続ける中で、だんだん分かっていった?

杉山さん: そうですね。回数を重ねるごとに少しずつ、考えられるようになりました。
普段の生活や仕事の中から、課題や何が不足しているかを探すようになった感じですね。

同じタイミングでコーチングを受けていた他のメンバーはどんなテーマで進めているのかもヒアリングしたりしてました。そしたら見事にみんな違ったので、本当に多種多様なんだなと。

進めていく中でコーチが、新しいことをやってみたら?とアイディアを出してくれたんですけど、その一つがストレングスファインダー® [1] でした。そういうツールがあることもそこで初めて知りましたし、今まで、“自分を知る”ということをしてこなかったのでとても興味がありました。

最終的に、ストレングスファインダー®は全社でやったんですけど、人によって出てくる結果が違っていてすごく楽しかったです!それをきっかけに、チームメンバーとも自己理解についてお互いにディスカッションしたりしました。
コーチングが新しいことを知る第一歩になりましたね。

江尻: 今までは、自分について考えるチャンスがあまりなかったんですか?

杉山さん: 自分がどんなこと考えているんだろうとか、何が好きなんだろうとじっくり考えることはなかったかもれしれません。日々を忙しく、全力で生きているタイプでした(笑)

江尻: 自分に気付き始めたときって、どんな感じでしたか?自分って本来こうだったんだとか。

杉山さん: 割と想像通りでしたね。ストレングスファインダー®もそうですけど、確かにこうだよね!という納得感が強くて、これといって驚きはなかったです。
せっかくなのでチーム内でも自己認識と他己認識が共通しているか、ゲーム形式で話す機会を設けてみると、 メンバーの中には、自分が思っている自分と、他者が思っている自分が全く違う人もいました。 それをやったことによって、みんなへの理解も深まったし、人って面白いなぁと改めて思いました。

江尻: 自分で企画してやったんだ。素晴らしいね!

コーチングを受けた後の自分に変化はありましたか?

杉山さん: うーん、なんだろう。それこそ、さっき話した自己理解を深めるゲームしよう!みたいなこと、今まで言うきっかけもなかったんです。突然どうしたの?ってなりますし コーチングを受けて、この期間どんなことをしていたのか共有したくなったので、資料にまとめてメンバーに発表したんです!自分の考えがこう変わったよと伝えたかったのと、チームのメンバーにもオススメしたくて。

実は、コーチングを受けてから気付きましたが、今までは無意識に気を遣って自分だけで背負ってしまっていたところもあったんです。例えば、チーム内で達成しないといけない予算に対して、どこまでメンバーに任せるか、など。あまり数字の話ばかりするのもモチベーションが落ちてしまいますし。

でも、コーチングが自分の考えや行動の意図を伝えることができるきっかけになりました。そういえば最近、メンバー同士のコミュニケーションもますます活発になってきて、それに相まって数字的な結果も好調についてきている気がします。

江尻: 人との関わり方が、ちょっと変化したということですかね?

杉山さん: そうですね、今までは割と勝手に思い込んで、この人はこうだろうなぁと思って行動してしまっていたところがあったのですが、まずは自分の意見をしっかり伝えて、相手の意見もちゃんと聞くようになりました。

組織の中での自分には、
なにか変化がありましたか?

杉山さん: 自分の殻を破ったことでメンバーに対する接し方は変わりましたね。メンバーに自分がやったことを共有して、みんなで実践する時間を取ったことも、実は勇気がいることでした。 あと、意外と自分の話をしないタイプなのでこれからは自己開示をしていくね!って宣言しました。
有言実行タイプなので(笑)

江尻: 杉山さんは本当に行動力がすごいね。話を聞いていると「宣言したからやるべきだ」ではなく、楽しんでやってたのが伝わってきます。

杉山さん: トレングスファインダー®にしても、すごく勉強になりましたね。私の場合は、一位の資質が「達成欲」だったんです。仕事でも達成欲が強すぎて、よく周りからも何をモチベーションにそんなにやれるのかと言われるんですが(笑)
自分の当たり前は人の当たり前ではないということもと気付きました。

江尻: コーチングが「自分ってなんだろう?他人って何だろう?」を考えるきっかけになったんですね。

杉山さん: きっかけになりましたね。自己理解のために試したことが線で繋がって、あぁこういうことなんだと分かって楽しかったです。

今後、どんな自分でありたいと
思いますか?

杉山さん: うーん、難しいですね。
結局、自分らしく生きることが一番だと思います。これは研修の最初でも伝えたんですけど、私自身、夢や未来はあんまり見えていなくて。コーチングを終えてもやっぱり見つからないし、3ヶ月で見つかるはずもない。

でも、コーチと話す中で自分らしくその瞬間を精一杯楽しめていれば、それでいいんだなって思えたんです。今までは、それが不安なときもあったんですけど、自分の資質を考えると、結果的に今を楽しむことが次のステップに繋がっているから大丈夫だという確信に変わったことが一番の学びでした。

江尻: それは良かったなぁ。「今、この瞬間」って大事なキーワードなんですよ。「今、楽しい」と思えるって、とても幸せなことなんだよと伝えたくて。僕たちは、そういう人が増えることを願ってこの仕事をしていますね。

研修全体を通して、
どんな3ヶ月でしたか?

杉山さん: 一言では難しいんですけど、経験できて良かったです。きちんと自己分析をできた時間。しんどさは全くなくて、楽しかったです!

私は、自己分析するだけではなく、周りに発信して行動に移せるようになったので、すごく意味があった3ヶ月でした。コーチングを受ける機会をくれた代表や、関わってくれた方に感謝を伝えたいです。

江尻: 研修しているときから杉山さんには華があったけど、それがコーチングを受けて明確になった感じ。今日は会えて嬉しかったです!どうもありがとうございました!


 
 

Profile

杉山 由莉 / YURI SUGIYAMA

長崎県出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ブライダル専門店でのジュエリー販売、動画メディアでのディレクター経験を経て、2017年11月THECOO株式会社へ入社。 現在は、インフルエンサー事業部にてインフルエンサー施策を主にした広告施策の企画立案、ディレクション、マネジメントを行う。

[1]Gallup社が開発した自分の強み・才能を知るための自己理解アセスメント・ツール。